注文住宅で和風木造住宅 奈良③スタッフブログ

注文住宅で和風木造住宅 奈良③  2018年2月28日

自分の山の木を使って家を建てる!昔は山間部では当たり前の事でしたが、近頃はそういう方はめっきり減り希少価値となりました。こちらのお宅は母屋の建替えですが、お施主様のお父様がご自分の山から木を用意して下さっていました。家を建てる時には自分の山の木を使いたいという想いがあり、お施主様である息子さんもその想いを尊重しその木を無駄なく使えるような家にしたいということです。お父様は80歳を越えておられ 今ではその年代の方しか木の選別は難しいかも知れません。

自分の山の木を使う事の一番のメリットは 孫の代まで語り継がれるということかもしれません。木材を支給してくれるので金額的には多少お安くなりますが、逆に手間がかかるという事もあります。

今日は近頃珍しくなった自分の山の木を使って家を建てる様子をお伝えします。

これはお施主様の倉庫の様子です。お父様が専門の人に頼み山から木を伐採して製材しこうして乾燥させています。木を切ったからといってすぐに使えるわけではなく約3年くらいはこうしてねかせておいた方がいいようです。家を建てると決まってそれから伐採していたのでは遅いわけで お父様は来るべき日の為に用意してくれていたという訳です。こうして、置いておける倉庫があるというのもすごい話ですが(笑)

ただ、この状態は間取りも外観も決まっていない時ですから、おおよその材料です。量も大きさもこれくらいあれば・・・・という目測で用意されたものですからそのまま使えるわけではありません。

この木材を見て大きくコースは2つに分かれます。

木材を見て!と簡単に書きましたがこれも誰でも見極められるものではありません。木造住宅を、木組みまでわかる和風注文住宅を数多く経験していないと無理だと思います。バルジには木がわかる人がいるからこういう注文住宅が可能なのです。中嶋と樫原が選別しました。

このトラックに積まれた木材は構造材に使います。間取りに合わせて更にきちんと加工するのです。

加工場で監督の樫原も一緒にチェックします。この木だけで構造材がまかなえるわけではないですので足らない所は補充しなければなりません。その辺のバランスも耐震性や間取りと兼ね合わせ決めていきます。

こうしてどの場所に使うか決まった木材は決まった大きさ長さに加工され上棟に備えるのです。

こちらはバルジの倉庫に運ばれたもう一つのコース。細い材木ばかりだということが写真からもわかると思います。こちらは主に屋根材や仕上げ材に使います。

この大量の材木を中嶋と樫原で仕分けしていきます。二人の頭の中には、どこに使うか、或いは使えるか、ここに使った場合足りるのか・・・などなどが巡っていると思います。

お父様が用意して下さった木材はなかなかの量です。ただ使えばいいというわけではなく、家のイメージ、部屋のイメージに合った木を使わないと誰かが又イメージが違うといろいろうるさいので大変です。

バルジの良さはこの木をわかる人が社内にいるという事ではないかと思います。理由は2つ。金額面で最初に見積に金額を反映できるのでお客様が安心できるということ。使ってはくれるけど内訳がわからないといことはありません。更に室内のイメージを考えてそれに合わせて使う場所を選定して貰えるのも安心です。

この中嶋と樫原が分別した木は当然このままでは使えないので大工さんが加工してくれるわけです。

最後にお施主様の倉庫を借りて

このお宅の棟梁田中大工さんが棟木の加工。棟の一番上にくる木もお父様が用意してくれてました。家が大きいので寸法が足りるか心配しましたがぎりぎりOK。

この大工さんが手にしている道具。ちょんのというらしいです。釿と書くようようです。ちょんなとも出てくるのでこうも呼ぶのかも知れません。

こんな訳で、材料支給と言えども手間はかかります。金額だけを見れば決してお安くなるわけではないかも知れません。又、自分の山の木を使って家を建てたいという方に対応できる工務店、建築会社も少なくなっているかも知れません。木が好きだから一本だけデザイン的に気に入った木を使うのとはわけが違いますから。

構造材は隠れてしまいますが、仕上げ材がどう使われたのかは またお伝えします。

村﨑でした。

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