平屋のメリットとは?ー知って得する平屋づくりのポイントー | 奈良の工務店で平屋を建てるならバルジ建築

平屋のメリットとは?知って得する平屋づくりのポイント

ブログ

blog

Home

2024.08.23

平屋
注文住宅

平屋のメリットとは?ー知って得する平屋づくりのポイントー

奈良の工務店、バルジ建築が考える平屋とは・・・image and create of "Hiraya house"

平屋とは?

 

平屋はいわゆる1階建ての建物です。LDKの生活スペースから、水回り、寝室まで生活のすべて1階で完結する住宅の事を表します。2階建てに比べ敷地が必要になる場合や、屋根や基礎の範囲が増えるため、費用が高額になりやすいですが、子供や年配の安全な生活が可能など、メリットも多いです。

 

 

平屋は「おしゃれ」で「かっこいい」

 

お客様と商談していると、平屋への憧れをお聞きする事が多いです。その中でもよく耳にするのは「おしゃれ」、「かっこいい」という意見です。ただ単に平屋がおしゃれと言う事ではありません。考えて、こだわりのある平屋にこそ美しさがあり、人々の気持ちや視線を引き寄せるのです。その結果、外観がシックな建物、和と現代を融合させたようなデザインなど、ハウスメーカーとは違う、クリエイティブな印象のある建物が産まれるのです。このような魅力的な平屋を建てるには、工務店の持つ、デザイン力、発想力、そしてそれを実現する施工力が重要になります。

 

 

平屋のメリット

 

・おしゃれ、かっこいい

先にも述べましたが、平屋の特徴は何といってもデザイン性の良さです。2階建ての建物が多い中、平屋は注目を集める一つの要素と言えます。おしゃれでかっこいい家に住む事は、ひとつのステータスであり、ライフスタイルやそこに住む人々の印象も魅力的に見える事でしょう。

 

・生活導線が楽になる

2階建て、3階建ての住宅に対して、平屋はすべての生活を1階で完結する事が可能です。食事や家族のだんらん、パーソナルスペースや就寝まで、全てを1階で行う事ができるのです。例えば、マンション住まいの方が、新築を建てる際、2階建てとなると寝室が2階となるケースが多く、生活がイメージしづらかったり、上り下りに対してマイナスイメージを持っておられる方がおられます。平屋の場合は、マンションでの生活と同じような導線+広い空間となるので、新居での生活をイメージしやすいと考える方も多いです。

 

・開放的な間取りが取りやすい

家を建てる際、法律で高さの制限が決まっています。制限は場所(用途地域、自治体の条例)によって様々ですが、概ね2階建てだと2.4m前後の天井高になるケースが多いです。平屋の場合は2階が無いため、天井高を高くすることができます。天井の高さは10㎝高くなっただけでも、かなり印象が変わります。高い天井のある平屋は解放感のある、リラックスができる空間を演出してくれます。

 

・子供の生活や、老後の生活を考えられる

平屋にする事で、2階建て、3階建てとは異なり、人の気配を感じやすいと言われています。特にリビングを介して、各部屋へという導線になると、家族の顔合わせが多くなります。コミュニケーションをとって家族が仲良く過ごせる、理想のライフスタイルを送れるのではないかと思います。また老後、足が不自由になったり、段差の上り下りがつらくなった際にも平屋の場合は、負担が軽減されます。子育て世代だけでなく、シニア世代の住み家としても、平屋は最適と言えます。

 

・耐震、耐風性能が高くなりやすい

2階建てに比べて建物の高さが低く、構造が安定しているため、耐震、耐風への性能は強くなります。また面積あたりの建物の荷重が軽くなる事で地震に対して強いと言えます。

 

・メンテナンス性が高い

長年住むと外壁、屋根のメンテナンスが必要になります。塗装などを行う場合、足場を設置する必要がありますが、平屋は2階建て、3階建てに比べて、低い足場でメンテナンスを行えます。足場費用は、メンテナンスでも主要な費用の一つですので、平屋にする事で、費用を抑える事が可能です。

 

 

デメリットもあるの?

 

平屋を建てる際のデメリットは多少なりともあります。デメリットというよりは、注意すべきこと、とお伝えするほうが正しいかと思います。

 

・土地に大きな影響を受ける、広い敷地が必要

平屋を建てる際は、2階建てに比べて、広い敷地が必要になります。2階建てと同じような間取り、部屋の広さを取るためには単純に考えて、倍の広さが必要となります。加えて、地域ごとに土地に対して建てられる、1階の床面積(=建蔽率)が決まっており、倍の広さでは敷地が足りないケースもあります。またほかの規制でも「隣地とは~m空けないといけない」、「前面道路から~m後退しないといけない」、など間取りに大きな影響を与えるものが多いです。平屋をあきらめる方の大半が、条件を満たした土地を準備する事ができない事です。このように平屋を建てるには、「土地探し」がかなり重要です。工務店さんと平屋のイメージを共有し、土地購入前に相談をする事をお勧めします。土地の費用を抑えたい方は、田舎暮らし、郊外での土地探しも視野にいれるのもひとつの方法です。

 

・建物の価格が高くなりやすい

平屋と2階建て、同じ床面積で建物を建てようとする場合、平屋のほうが建築費用は高くなります。理由としては、基礎、屋根が床面積と同じだけ必要になるからです。総2(1階と2階の床面積が同じ)と比べると、イメージとして2倍の屋根、基礎が必要になります。工事費としては単純に2倍というわけではありませんが、材料はほぼ2倍になります。屋根の形状や間取りデザインで構造などを工夫する事で、費用を抑える事も可能です。よく相談しながら間取りを決めていく事をお勧めいたします。

 

 

最後に平屋を建てたい方へ

 

平屋は戸建ての中でも、おしゃれさ、利便性を兼ね備えた建築物です。気に入ったデザイン、自分が良いと思う平屋で家族と過ごす事は、心を豊かにし、みんなを笑顔にしてくれます。お金をたくさんかければ、良い建物を建てる事はできますが、それが幸せに繋がるかと言えばそうではありません。自分の中で必要な事を吟味したり、悩んだりすることで、本当に自分の中で納得のいく建物が産まれると思います。支払いが多くなって、生活が苦しくなってしまっては「幸せ」「快適な暮らし」とは言えません。予算と相談しながら、納得の家づくり、憧れの平屋ライフを実現するための参考になれば幸いです。

 

 

 

バルジ建築では、多くの平屋を建築しております。インダストリアル、和モダン、コーテジ、カフェ風など様々な平屋を建築しております。一つのデザインにとらわれない、自由なデザイン、お客様の考える世界や考えを形にしています。工務店独自のこだわったデザイン性、ハウスメーカーにはない、設計と現場が近い工務店だからこそできる、柔軟性や技術力、再現力がバルジにはあります。平屋をご検討されている方は是非一度バルジへお問い合わせください。一人一人の想像や理想を創造しご提案、ご提供いたします。

 

下記に施工事例を上げていますので、ぜひご覧ください。

田舎で子育てを。自然を共にする平屋暮らし

 

 

平屋|現代の和

現代の和を表現した平屋

 

 

薪ストーブと暮らす平屋

 

 

モダンな平屋で田舎暮らし | 奈良市で注文住宅を建てるならバルジ建築設計室

モダンな平屋で田舎暮らし

 

<筆者プロフィール>

バルジ建築設計室

株式会社バルジ・オカダ

代表取締役社長 岡田邦彦

 

デザイン的なもの、形に残るものが作りたくて一級建築士に。見た目は「こだわり派のアーティスト系」と言われながらも、「こだわりがない」のが最大の特長。バルジの家づくりのカラーにもなっています。仕事はとにかくみんなで「楽しみたい!」。そして、そんな想いを受け継いでくれる人を育てていきたい。
ちょっとカッコよく言えば、自分を育ててくれた奈良や田原に恩返ししたい。
・バルジでの役割
バルジの代表、お付き合い担当
・資格
1級建築士、2級土木施工管理技士、2級建築施工管理技士、その他7種
・好きなこと
知らない場所や人、食べ物に出会うのは、いつもウキウキ。趣味はコロコロ変わりますが、唯一続いているのが、この建築ですね。
・一言メッセージ
バルジは「こだわった夢」を叶える個性派プロフェッショナル集団です。デザイン性と安心を同時に叶えます。

 

平屋のメリット

1.おしゃれでかっこいい
2.生活導線が楽
3.開放的な間取り
4.子供の生活や老後に適している
5.耐震、耐風性能が優れている
6.メンテナンスが容易

平屋の注意ポイント

1.土地の形状、大きさの影響を受けやすい
2.費用を抑えるために工夫が必要
3.防犯面の強化